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1.焼石膏の使い方

1.水と焼石膏、器具の用意
焼石膏の粉量と水量は、正確に計算してお使いください。
石膏スラリーをつくるための容器や攪拌器具は、毎回よく洗ってからお使いください。
※水は、約20℃のきれいな水をご使用ください。
※成型物の性状によって多少の違いはありますが、焼石膏の標準混水量より少ない水で無理に攪拌・成型しないでください。このようにして成型した場合、成型物の不均一または攪拌不十分となり、強度にムラがでたり、気泡が十分に脱出しなかったりする可能性があります。







2.焼石膏の投入
まず、容器に水を用意してください。
次に、焼石膏を水中に投入しますが、その際ドボン、ドボンと一気に投入するのではなく、パラパラと静かに少量ずつ撒くように投入してください。
ドボン、ドボンと投入すると、空気が潜伏し、成型物に気泡が残る原因となります。
投入後はそのまま1〜2分間静置し、石膏粉を十分水に浸してから攪拌してください。






3.攪拌
気泡を抱き込まないように、一方向に、適当時間まで十分に攪拌します。(成型物の大きさ・ケースの数・成型物の形態等により違いはありますが、石膏に少し粘り気がでてきて攪拌棒が多少重く感じられるまでが目安です。)
攪拌が不十分の場合、硬化が遅れてしまいます。また反対に、必要以上に攪拌した場合、ケースに流し込めなくなったり、石膏の結晶がこわれて強度が弱くなったりしますのでご注意ください。



4.流し込み
十分な攪拌が終わったら、気泡を抱き込まないように型枠の隅の方から静かにすばやく流し込みを行ってください。ゆっくり流し込むと、最初に流したものとの間に不均一が起こってしまうのでご注意ください。



5.脱型
石膏は35〜45℃に発熱しながら固まります。石膏の温度が最高点に達してから少し後に脱型してください。



6.成型物の乾燥
乾燥はなるべく低温で行ってください。(45℃の風通しのよい環境が最適です。)
乾燥温度が高すぎると(60℃以上)、脱水分解し強度の低下をまねいたり、摩耗を早めたりします。また、乾燥不十分だと、強度が弱くなってしまうことがあります。
乾燥時間は、成型物の大きさ・形状・乾燥方法により異なりますが、1sの型の場合、45〜55℃で約24時間(通常室温・風通しの良い場所では約1週間)を目安に乾燥させてください。


※上記は、あくまで一般的な焼石膏(主に陶磁器用石膏)の基本的な使い方です。石膏製品・使用条件によって使用方法は異なりますので、予めご了承ください。

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